buq’s blog

覚えておきたいけど覚えておけなさそうなことを書きます?

UNIX システムでの git レポジトリの置き場所

ipython notebook が大好きで,それが高じて Jupyter で R を使いたくなってきた. git のレポジトリを手元に引っ張ってきてインストールするのだが,そもそも git のレポジトリってどこにおけばいいんだろうか?

こういうのは FHS に従って考えればいいらしい

これを読むと /var (可変なファイル)以下のどこかにおけば良い気がしてきたが, それでもどこが正解かいまいちわからない.ぐぐってみると,当然好きな場所に置けという話ではあるが, 置き場所として諸説あるようだ.

FHS によれば /usr/share は read-only user data を入れる場所らしい.たとえば私は Jupyter の R のコアのコミッタになろうとしてるわけでないので, これでもいいのかもしれないが,やはり read-only の場所に git のレポジトリを引っ張ってくるのは 気持ち悪い.一方で /var は files whose content is expected to continually change during normal operation of the system を入れる場所なので,/var 以下に入れるのは気持ちがいい. 最後に,/srv はsite-specific なデータを入れる場所らしいのだが,ここがなんの場所なのか英語日本語の記事を読んでもよくわからない(参考:http://web.mit.edu/rhel-doc/4/RH-DOCS/rhel-rg-ja-4/s1-filesystem-fhs.htmlsite-specific data とは何か,定義を知っている人がいたら教えていただきたいです.

ともあれ,/var/git/* やら /var/repos/* やらにひっぱてきたレポジトリを入れるのは FHS との整合性が悪そうではないし,今思いつく他の選択肢よりは健康に良さそうなのでこのあたりに入れようとおもう.

健康とは.